あなたはすごい!

先日お知らせしたEテレのバリバラ、ご覧になりましたか?
私個人的にはとても面白かった(興味深かった)です。
森田さんも、ダンスのところで出られてましたね!

番組の中で、「がんばらない…」というのがありましたが、
この「がんばる」という言葉、確かに難しいですよね。
頑張った時、頑張らないといけない時には、かけてもらえるといい言葉ですが、
普通に過ごしてて言われるのは、やっぱり違いますよね。

うちの娘は、生まれつき心臓に問題があって
生後すぐから内科的治療や手術をしたんですが、
その頃、内科(小児循環器)の先生と外科(心臓血管外科)の先生、
どちらからも同じことを言われました。
「この子たちは、もう十分頑張ってるから、頑張れとは言わないで」と。
それを真に受けて、そのように育ててしまったからかどうかわからないですが、
今は競争心のないマイペースな小学5年生になってます。

ちょうど先週、学校ではマラソン大会がありました。
娘は3年生の時にベプターの手術をしてからは、
ずっと見学だったんですが、今年は参加。

…とは言っても、ベプター術後は運動制限があり、走るのも禁止ですよね。
というのも、とにかく転ぶのが厳禁なので、
毎日の練習も本番も、担任の先生がずっとついて下さって
集団からは離れて、ゆっくり走りました。歩いてる??ってぐらいの速度です。


スタートはもちろん、一番後ろから   ( ↑ わかりますか?)

ただ、これだけゆっくりだと時間内にはゴールできないし、
何より高学年は距離が長くなってる(2キロ)ので、
心臓の負担も考えて、距離は短くしてもらうことに。

先生から「その代わり、順位はつかないですが、いいですか?」と聞かれたので、
それでいいこと、距離を短くする理由を他の生徒に説明して欲しい…
とお願いしました。(本人も了解済み)

最後の直線だけダッシュでゴール。

ゴール後は順位を書いた紙と、完走証をもらうんですが、
娘の順位はこれでした。↓

気になる他の生徒からの反応ですが…
文句を言ってくる子はなくて、逆に何人かに「頑張ったなぁ!」と言われたそうで。
本人は照れくさいみたいでしたが、嫌ではなかったようです。

当初、「今年は走ろう!」と言うと「え~」と嫌がってた娘でしたが、
走り終わった後は、達成感のあるいい顔をしてました。
配慮いただいた先生方に感謝です。

 

うめ